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救命救急センター

※救急患者は救急集中治療科医師が初期診療を行い、各専門分野の医師とともに急性期治療に当たります。
※ 湖南地域唯一の3次救命救急センターとして、他院で受入困難な重症疾患に迅速かつ的確に対応しています。

救命救急センター

 救急医療の充実は地域の基幹病院として大きな使命の一つです。当院救命救急センターは3次救命救急指定病院であり、他院で受入困難な重症患者様に対応しています。救急部は救命救急センター・集中治療室(ICU・CCU・SCU)・救命救急病棟の3セクションから構成されており、救命救急センターで初期診療を行った後、入院が必要な場合は救命救急病棟もしくは集中治療室に収容します。とくに重症の場合は、専門医により集中治療室において治療を行います。

 平日時間内の救急患者は救急集中治療科医師が初期診療を行い、疾病に応じて各専門分野の医師とともに急性期治療に当たっています。平日時間外・休日は、当直医が必要に応じて専門のオンコール医師と相談しながら治療に当たっています。当院は各専門分野の医師のオンコールをおいているため、緊急性を有する場合は夜間・休日でも迅速な対応が可能です。交通事故による外傷などの外因性疾患から心筋梗塞や脳卒中などの生命に関わる内因性疾患まで幅広く対応しており、緊急手術および緊急カテーテル検査は24時間可能です。

 また、当院救命救急センターは救急車搬入例だけでなく、他院からの紹介患者様や直接歩いて救急受診された患者様(Walk-in:ウォークイン患者)の対応も行っています。しかしながら、近年、緊急性の低いウォークイン患者の増加により、救命救急センターの本来の業務である緊急性を有する患者さんの対応に支障をきたす事態が生じています。従って、当院救命救急センターでは2009年11月からウォークイン患者さんに対して、救急部看護師によるトリアージ(重症度判定)システムを導入いたしました。

診療実績

 救急車搬入例は年々増加しており、2009年度は4,345件でした。この4年間で1,000件増加しています。

診療実績
トリアージステムと救急車の応需について

 当院は湖南地域の約4割の救急車を受け入れており、そのうち約15%が重症患者様です。当院救命救急センターでは、救急車搬入例だけでなく直接歩いて救命救急センターを受診する患者様(ウォークイン患者)の診察も行っていますが、近年、全国的に緊急性の低い軽症患者の時間外受診が増加し、本来優先すべき重症の救急車例の対応に支障をきたす事態が生じています。当院でも限られた救急スタッフで救急車搬入例およびウォークイン例全てに対応するのは困難であり、救急車を全て受け入れるという3次救命救急センターとしての使命を遂行するには、増え続けるウォークイン患者を制限する必要性が生じてきました。そこで2009年11月からウォークイン患者に対して、以下のようなトリアージシステムを開始しました。

  1. 救急部看護師によるトリアージ(重症度判定)を行い、緊急性の高い患者様を優先して診療する。
  2. 緊急性が低いと判定された患者様は外来(もしくはお近くの開業医)を受診していただく。

 歩いて当院を直接受診された患者様には、経験を積んだ救急部看護師が問診を行い、血圧、脈拍、呼吸状態などのバイタルサインをチェックします。この結果、緊急性が高いと判断した患者様や症状が重いと判断した患者様を優先して診療いたします。問診は過去のデータに基づいて、頭痛や胸痛などの生命に関わる疾患の可能性が高い症状を中心に行っています。緊急性が低く外来での診療が望ましいと判断した場合は、翌日の当院外来受診をお勧めしています。時間外に救命救急センターで行うことができる処置や検査は限られており、外来での診療の方が詳細に診察でき、患者様のためにもなるからです。このシステムの導入により、救急患者数は前年と比べて約20%減少し、それに比例して救急車搬入数が増加しました(表参照)。救急車応需率は2008年度の96%から2009年度は99%に上昇しました。

 救命救急センターは緊急性の高い重症患者様を診療する部署であり、外来診療は行っておらず、対応する救急医や当直医も外来診療を行うことを業務としていません。救命救急センターでの診療は応急処置が目的であることをご理解いただき、緊急性のない患者様は外来を受診していただくようお願いいたします。

救急患者総数救急車搬入件数
救急隊(救急救命士)との連携
ヘリポート

 当院は救急救命士の研修病院として活動しています。実習を通して救急救命士との連携および交流を図っています。病院前救急医療は患者の救命率を向上する上で非常に重要であり、そのためには救急救命士の技術向上は欠かせません。救急救命士との連携を図ることは、地域の救急医療体制上、非常に重要です。また、搬送症例に対する事後検証を行い、救急医療の質の確保に努めています。

 当院は災害時などの空路輸送を重要視して、屋上に緊急ヘリが離着陸できる広さの緊急災害ヘリポートを備えています。

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地域医療連携体制

 当院は地域の病院・開業医からの紹介患者様は迅速に対応するため救命救急センターで診療しています。紹介患者様は各科の専門医が救命救急センターで診療いたします。

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